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2024.03.19
集中アクセス負荷を軽減する新機能「仮想待合室」がkintone連携サービス「kViewer」に搭載

-大人数のサイトアクセスによる業務を効率化、顧客満足度向上へ-

トヨクモ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:山本 裕次、以下トヨクモ)は、サイボウズ株式会社(本社:東京都中央区、社長:青野 慶久、以下サイボウズ)が提供する業務改善プラットフォームである「kintone」の連携サービス「kViewer(ケイビューワー)」に「仮想待合室」がオプション機能として実装されたことをお知らせいたします。

「仮想待合室」追加の背景

2020年以降、コロナ禍を通して各団体でDXが推進されたことで、kintoneとkViewerを利用する自治体や大企業が増加しています。その際に、一斉受付開始をするような大人数からアクセスするシーンも増えて、公開する自治体側、閲覧する住民側がスムーズにアクセスができない場面もありました。

この度、自治体や大企業の方に「自治体や企業側、閲覧者側双方にかかるストレスをなくし、非効率な業務を削減したい」という思いから「仮想待合室」機能を追加しました。

利用例は、助成金の申請ページ、キャンペーンの結果発表ページ、マイページを用いた市民との双方向コミュニケーションなどです。

「仮想待合室」とは

市民や顧客への情報公開ページ(ビュー)へのアクセス数を判定し、上限を超えた場合は自動で仮想待合室へ案内します。混雑状況と待ち時間の目安を表示し、順番が来たら自動的に目的のページに案内します。

kintoneに連携するWebフォームサービスの「FormBridge」ではすでに実装しており、今回新たにkViewerでも実装しました。

https://www.toyokumo.co.jp/2023/12/01/waiting-room

●仮想待合室 実際の画面

●「仮想待合室」のメリット

1.導入は簡単
kViewer利用中の企業は、待合室導入のための追加開発は必要ありません。有効化するだけで、その日からご利用を開始いただけます。

2.リアルタイムでお知らせ
待ち人数と予想待ち時間をリアルタイムでお知らせします。順番が来たら目的のページに自動で案内します。

3.整理券方式で安心
最初にアクセスした時点で順番が決まります。再読み込みしたり接続が切れても、最初に決まった順番を維持します。

●仮想待合室の仕組み

「仮想待合室」の利用事例

◾岡山市役所様 活用事例

岡山市では、仮想待合室機能を活用し、保育園内定通知のオンライン化を実現しました。

従来は、郵送のみで行なっていた通知をWeb化することで、1日中鳴りっぱなしだった問い合わせ電話対応を削減、1万7千超のアクセスにもトラブルなく運用でき、市民と職員両者の利便性向上と負担軽減に繋がりました。

自治体DXなど「仮想待合室」の想定利用ケース

想定利用団体

利用ケース

自治体

助成金申請ページ

自治体

市民との連絡用マイページ

ハウスメーカー

住宅系キャンペーンページ

航空会社

航空券予約ページ

「仮想待合室」の料金

個別見積もりです。 
「仮想待合室」は特設ページよりお気軽にお問い合わせください。
https://www.kintoneapp.com/step-up/waiting-room

サイボウズ株式会社からのエンドースメント

サイボウズ株式会社はトヨクモ株式会社が提供する「仮想待合室」機能のリリースを心より歓迎いたします。kViewerは、300以上存在するkintone連携サービスの中でも、とりわけ自治体や大企業で活用事例が増えているサービスです。
今回の「仮想待合室」は、自治体や大企業でのkintoneのさらなる拡大に貢献するものと確信しております。トヨクモ株式会社には、多様なkintone連携サービスを通じてkintoneのエコシステム拡大に大きく寄与いただきました。
今後も、両社の強みをさらに発揮し、お客様の課題解決に貢献してまいります。

サイボウズ株式会社 執行役員 営業本部長 玉田 一己

代表取締役社長 山本からのコメント

コロナ禍以降、kintoneとkViewerを組み合わせてご利用になる自治体様が急激に増加しました。スピーディに各種申し込み受付、情報開示、申請などを実施するのに最適なツールとして選択いただいたものと認識しており、大変光栄に感じております。
一方で、自治体様がご利用になる場合、住民の方の多さや、公平性の観点から一斉受付開始されることが多く、アクセス量に充分対応できていたかというと、心苦しい点もございます。kViewerのリクエスト数制限やkintoneのAPI制限などから、閲覧する方の利便性を損ねたケースもございました。
今回、「仮想待合室」機能を実装したことにより、同時に大量のアクセスが発生した場合にも、閲覧する方の利便性、体験を損ねることなく運用することが可能となります。23年11月に設立したトヨクモクラウドコネクトも支援をさせていただき、よりお客様は安心して運用いただくことが可能となりました。
アクセスの規模等によらず、どのようなお客様にも価値提供できるよう努めてまいります。

kintoneとは

東証プライム上場企業の3社に1社を含む、33,000社以上が利用しているサイボウズのノーコード・ローコードツール。ITの知識がなくても自社の業務に合わせたアプリを作成でき、日々変化する業務にあわせた改良も簡単に素早くできます。主な機能として「データベース+ワークフロー+コミュニケーション」の特性があり、顧客管理、出張申請、業務日報など幅広い用途で活用できるため、現場主導の継続的な業務改善を実現します。

製品サイト:https://kintone.cybozu.co.jp
※記載された商品名、各製品名は各社の登録商標または商標です。

会社概要

商号:トヨクモ株式会社(Toyokumo, Inc.)

代表:山本 裕次

設立:2010年8月

URL:https://toyokumo.co.jp

Facebook:https://www.facebook.com/toyokumo

Twitter:https://twitter.com/toyokumo_

事業内容:トヨクモは、ビジネス向けのクラウドサービスを提供するサービス企業です。安否確認サービスやサイボウズ社の「kintone」に連携するクラウドサービス、日程調整が簡単にできるグループスケジューラーなどの提供を行っております。

2020年9月24日にトヨクモは東京証券取引所マザーズ市場(現:東証グロース市場)に上場いたしました。

集中アクセス負荷を軽減する新機能「仮想待合室」がkintone連携サービス「kViewer」に搭載